D-2.佐波理鋺 売約済 お買い上げ有難うございました。







サイズ 口径198o、高さ100o

佐波理製鋳造、轆轤仕上げ、製作年代不明

寺院で使われていた佐波理の鋺です。
低い高台を持った重厚な品で、鋳造のおよそ4oの厚みを持ちます。
本来は仏前供養具として使われた鋺(わん、まり)と思われますが、佐波理の鋺や鉢は後に打ち鳴らしに転用された品も多いとされます。
この品も胴を打つと余韻のある良い音が響きます。

保存状態は凹みや大きな傷はありませんが、経年の汚れや金属の変色があります。
内部は一部に銀色の変色が見られます。

私的考察
金属の什器で同じ様式で長年作られた品の時代判定はなかなか難しいと感じています。
この品も安易な推定は避けたいと考えました。
但し、今まで見てきた佐波理の鋺の中では最も重厚な部類に入ります。
尚、寺院から他の什器と一括で出た品です。民具ではありません。