A-2.弁才天十五童子図  ご売約となりました。有難うございました。
 
 

 

 

 

 
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 サイズ 本紙 縦835o、横379o、額 縦1115o、横505o

 絹本著色、額装、室町時代


頭上に宇賀神を頂いた一面八臂の弁才天像とみずらを結った15人の童子、毘沙門天、大黒天、牛馬などが描かれた弁才天十五童子像図です。

弁才天はインド由来の神ですが、日本の神と習合し神仏習合色の強い絵画、彫刻が作られてきました。本図も配色や背景の表現などに大和絵の影響が顕著で、垂迹画のテイストが濃厚な作風となっています。

弁才天十五童子像図は天河や竹生島などいくつかの系統があるようですが、本図は山なみを背景とした天河系に類するものと推測します。


制作年代は目の粗い画絹に描かれていることや、重厚感のある色調から室町時代の品と判ります。

保存状態は多くの折れ、表面の傷み、一部欠損などがあります。欠損部は裏から同色で補填してあります。(画像は補填箇所が反射で光っていますが、実際は目立ちません。)

額は黒塗の枠に金襴で仕立てられていいます。下部に金襴の傷みが一部あるものの、当面修理の必要はありません。


多々傷みが生じているものの、時代を経て色彩がより深みを増し欠点を補って余りある風格を感じさせる品です。

尚、掛軸に改装は可能ですが、保存を考えて額装のままご所蔵されることをお勧めします。