C-5.化仏 売約済










室町時代の懸仏と同様に底部の丸い蓮台に乗ります。


化仏としては異様に奥行のある体型です





サイズ 高さ83o(本体のみ)

木彫一木造、漆箔、室町〜江戸時代

ずんぐり体型の童顔に清凉寺式の渦巻螺髪をもった化仏です。
元は1/2等身大程の仏像の光背に取り付けられていたものと思われます。
頭部の大きな身体バランスや下部の丸い蓮台は室町時代の懸仏と共通した造形です。

保存状態
破損のない良い状態です。香や油煙で真っ黒に煤けていますが、煤の下に金箔が残っています。
彩色の敷板は元来の品ではなく、古い神像の台を撮影のために用いたものです。背後に沿えて立てて鑑賞することも出来ます。
(ご希望があればお付けしますのでお申し付けください。)