E-1.瓔珞(鍍金鈴付) 売約済



 



サイズ およそ350o


銅製鍍金、江戸時代

華鬘に下垂していた金銅透彫の瓔珞で、宝相華を模った各パーツの表面には毛彫で文様が刻まれています。
瓔珞の先端に付いた鈴は人気が高く、分離して蒐集家の手元に収まることが多く一具となっているものはあまり見かけません。
ご案内の品は華鬘から離れ燻煙の汚れはあるものの、各パーツからガラスビーズに至るまで一本の瓔珞として完全な状態を保っています。


鈴は縦40o、横27o、厚さ11oの巾着型の前後合わせの作りで、実用の鈴と何ら変わりのない形状となっています。(内部の鉄球が入っておらず、鳴らすことは出来ません。)

時代は鈴の形状から江戸時代のものと判ります。桐箱入です。