E-3.金銅透彫光背 売約済




上部拡大画像:先端の宝塔と頭光の蓮華文


下部拡大画像:波文が立体的に表現されています。



サイズ 本体縦 110o、横 55o、額 縦 284o、横 230o

金銅透彫、桃山時代

小仏像の舟形光背です。
薄い銅板を鏨で打ちぬいて唐草文を透かし、上部に宝塔、頭光に蓮華文、下部に波文を配した品で、その精緻な作りは手仕事の到達点を感じさせます。

保存状態は一部煤けてはいるものの破損は皆無です。
尚、額には水糸で止めてあるだけで、容易に取り外しが可能です。
近世初頭の超絶技法の金工品です。