A-11.二尊曼荼羅断簡 
売約済











 サイズ 本紙 縦317o、横123o、額 縦400o、横310o

 紙本、木版彩色、室町時代前期頃、額入

 菩薩形の二尊が縦に並び、周囲に種子、三昧耶形、獣を配し全三十一尊で構成された曼荼羅の断簡です。
 剣を持った菩薩と蓮華を持った菩薩が上下に並ぶ形で、赤白の背景に月輪に座る様式で描かれています。

 現状は古色蒼然として、完全な肉筆であるか木版彩色であるか一見して区別がつきにくい状態ですが、仔細に見ますと木版の墨線を残して彩色を施す古式の版画であることが判ります。配色は室町時代の彩色版画に見られる典型的なもので、およその製作年代が特定できます。
 尚、商品名を「二尊曼荼羅」と致しましたが、正式な名称は不明です。配色から星曼荼羅を思わせますが、尊像の並びが異なっています。

 保存状態は時代の汚があります。本紙は裏打されており、折れやシワはありません。
 本紙は裏打がなされ、台紙に軽く糊付けされています。
 額は木製の金縁です。