C-6.逆手阿弥陀像 商談中
背面には節穴に埋め木をした痕跡が2か所見られまます。
↑上の画像のみ電球色ライトで撮影。他は白色光LEDライトで撮影。
価格 253,000円(本体230,000円+消費税23,000円) ※送料当方負担
サイズ 高さ495�o、本体415�o
木彫、一木造り、彫眼、鎌倉時代
左手を上、右手を下の、いわゆる逆手に印を結ぶ阿弥陀如来像です。
頭髪は螺髪ではなく、清凉寺式釈迦に似た頭髪で表わされ、衣を通肩に着て襟もとはU字形にゆったりと表現されています。
面相こそ平安仏風の穏やかな作りながら、各所に鎌倉時代の流行が見て取れます。
保存状態は漆箔が全て剥がれ木地が露出した状態です。また、別木で嵌めこみの両手先、左足先を欠いています。
他に顔の軽いスレ、古い虫食いが少々あり、蓮弁は最下部を残し欠損し、蓮台が半ば露出しています。
全体に木地が露出していることで、木目の詰んだ良質な檜材が使われていることが判ります。
清凉寺式釈迦像の影響を感じさせる逆手の阿弥陀像です。
逆手の阿弥陀は鎌倉時代の宋文化の影響下で作られた、浄土寺の快慶作がよく知られます。
尚、両腕の高さに差が少なく、右手を下垂させる一般的な逆手来迎像とは異なり、左手も掌を上向きにして印を結んだ姿勢て作られています。
※仏像研究をご専門とされる方から、「逆手阿弥陀ではなく、本地仏系の薬師如来」の可能性をご指摘頂きました。
腕の高さからすると薬師如来立像に見えます。「逆手の薬師」ということになりましょうか?