B-15.中尊寺経 秀衡経一紙断簡



 
朱文字はつなぎ目に書かれたものです。

 

価格121,000円(本体110,000円+消費税11,000円) ※送料当方負担

サイズ 本紙 縦255o、横50o、界高190o、界幅17〜18o

紺紙金字大般若経巻第百六十八、平安時代末期(安元二年=1176年頃)、額入

奥州藤原氏三代の秀衡発願の一切経の一部、大般若経の断簡一紙30行です。
初代清衡の紺紙金銀一切経、二代基衡の千部一日経、三代秀衡の紺紙金字一切経を一括して「中尊寺経」と呼ばれる経です。
青色の優った明るく鮮やかな紺紙に磨かれていない金字が特徴で、一般に「黄土経」とも呼ばれることもあります。(文字は磨けば光ります)

ご案内の断簡は三代秀衡発願の大般若経巻第百六十八の断簡です。
秀衡発願の大般若経は民間で時折見られますが、その中で細字で書かれた個体です。
秀衡経は上記の特徴の他、界高が小ぶりな経な多く、一紙の行数は平均的な27行よりも数行多いものが見られます。
ご案内の大般若経巻第百六十八は根津美術館蔵の巻二百九十三と紙高、界高、界幅共に同一サイズです。

保存状態は全体に細かなシワがあります。他に最後の3行にやや傷みが生じ、裏から補修がされています。
極上とは言えませんが、およそ800年経過した品としては虫食いも少なく、良いコンディションを保っています。
木製の古い額に入り、本紙は糊付けされずガラスで挟み込んであります。
額の裏には「中尊寺秀衡経」と書きつけた古い紙が残っています。


紺紙金字経は数多く伝来しますが、正確に由緒伝来の判明している経は決して多くはありません。
この度ご案内の品は価格をお求め安く設定致しました。是非写経入門者にご検討頂きたく思います。